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2018年5月 7日 (月)

紫外線のはなし

5月は紫外線に要注意だ。


黄砂など空気の透明度を無視すると、
紫外線が最も“強い”のは
太陽が最も高い夏至(6月20日頃)である。
5月はその隣の月なので、
7月と同じくらい紫外線は相当に強く、
晴れていればもちろん、曇っていても注意が必要だ。
夏とは違って5月は紫外線対策を忘れがちなので
尚更注意が必要である。

“月毎”の紫外線“量”は
6月は梅雨と重なって晴れる日が少ないため、
比較的晴れの日が多い5月の方が“多い”
瞬間の“強さ”は6月が一番強いが、
天気を考慮した長時間(1か月)の合計量
5月の方が多いのだ。

“強さ”と“量”を混同・誤解した資料もあるので、
紫外線に関する資料を見るときは注意していただきたい。
強さと量の違いがよくわからない人のために、
わかりやすい例を挙げれば、
蛇口をひねった時の水の勢いが強さ、
溜まった水の量が量だ。
 <量>=<強さ>×<時間>
である。

紫外線の“強さ”は気温とは関係ない
紫外線は太陽から放射されるので、
放射強度が問題なのであり、
地上の気温は関係ない。
5月の紫外線はそこそこ強いうえに
晴れの日が多いので要注意ということだ。

夏にばかり紫外線の注意喚起が多いのは、
紫外線の強さもさることならら、
暑くて、素肌の露出が多くなるからである。
5月は肌の露出は少ないが、
顔などは露出されているわけで、
紫外線に対するケアを忘れないようにしたい。


紫外線対策で
気を付けなければならないのがサングラス
黒くて(可視)光を通しにくいことにはあまり意味がなく、
(紫外線に関して)大事なのはUVカット率
これが低いと、暗さのために広がった瞳孔に、
カットされない紫外線(赤外線も)が沢山入ってくるので、
かえって目を傷める。
見た目の暗さ(可視光線カット率)より、
UVカット率、赤外線カット率の高いグラスを選ぶべきである。


紫外線は、積雪地域でも要注意だ。
紫外線の雪による反射、
特に新雪による反射率は非常に高い
雪焼けという言葉があるが、
ゲレンデなど白い雪の上にいるときも日焼けに注意が必要だ。
下からの紫外線が強いからだ。
冬の紫外線強度も夏の半分くらいはあり、
反射を合わせると夏と大差ない。
山の上は(高いところほど紫外線が強いこともあり、
冬や登山では、顔しか外に出ていないだろうが、
紫外線対策を怠らないように心がけて欲しい。


日焼け止めクリームの正しい使い方は、
数時間に一度塗り直すことが必要など、案外難しいようで、
効果の程度とか、対象となる紫外線の種類など、
商品ごとに各自調べて正しく使って欲しい。

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