« 水蒸気のはなし(その3)・比湿 | トップページ | 水蒸気のはなし(その5)・相対湿度1 »

2017年10月26日 (木)

水蒸気のはなし(その4)・水蒸気密度と水蒸気圧

大気中の水蒸気量を表す指標のひとつに、
水蒸気密度がある。
最も基本的な指標といえるだろう。

密度であるから、
単位体積(1㎥)当たりの質量であり、
単位体積に含まれる水蒸気の質量
水蒸気密度という。

単位は当然 g/ である。

一定体積空間の水蒸気の量という意味から、
水蒸気の絶対量を表す物理量としてイメージもしやすく、
最も基本的な指標でもありながら、
直接観測される量ではないため、
使われる場面は案外少ない。


別の
大気中の水蒸気量を表す指標に、
水蒸気圧がある。

前に、大気は、
窒素や酸素、二酸化炭素、水蒸気などの
気体でできている、と書いたが、
大気中から、窒素だけを残し、
他の気体を取り去ったときの気圧を
窒素の分圧という。
同様に、酸素の分圧、水蒸気の分圧などがある。
これらうち、水蒸気の分圧水蒸気圧である。

大気中のすべての気体の分圧を加えたもの全圧で、
通常、気圧大気圧)と呼ばれているものに等しくなる。

大気が膨張したり圧縮されたりして気圧が変わると、
分圧も比例して変化する。


気圧は、天気予報などで馴染みがあるので、
水蒸気圧は、大気中の水蒸気量を表す指標の中で
最も感覚的に理解しやすい量かも知れない。

|

« 水蒸気のはなし(その3)・比湿 | トップページ | 水蒸気のはなし(その5)・相対湿度1 »

気象観測」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/605568/65958408

この記事へのトラックバック一覧です: 水蒸気のはなし(その4)・水蒸気密度と水蒸気圧:

« 水蒸気のはなし(その3)・比湿 | トップページ | 水蒸気のはなし(その5)・相対湿度1 »