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2017年10月23日 (月)

水蒸気のはなし(その1)

露点温度のはなしをしたところで、
関連して、水蒸気のことを書いてみよう。
少し難しくなるかもしれない。

大気中の水蒸気量を表す指標は、
前述の露点温度の他にも
様々なものがある。

もっとも使われているのが相対湿度だろう。
通常は省略して単に湿度と呼ばれているが、
相対湿度が正式名称だ。
相対とつく以上、何かに対して比較しているのだが、
これについては後日改めて詳しく書きたい。

この相対湿度を算出するために必要な
水蒸気密度水蒸気圧も、
それ自身が水蒸気量を表す指標のひとつだ。

天気予報の世界では、
混合比もかなりよく使われる。
前述のエマグラムにも等混合比線
等飽和混合比線といわれることもある)
が描かれており、
気象予報士試験受験者には
理解必須
の項目の一つだ。

これと似ているものに比湿というのもある。
値としては混合比にかなり近いが、
意味が少し違う。

他にもいろいろあるが、
次回から、上記のものを順次解説していきたい。

なお、実効湿度という指標は
乾燥注意報の基準としても使われているが、
これは大気中の水蒸気量を表すものではなく、
木材の乾燥具合を表す指標である。

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