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2017年8月24日 (木)

降水(その2)

国内式天気は15種類あるが、
降水関連の天気は、
霧雨みぞれあられひょう、の6種類
なおみぞれは、
雨まじりに降る雪。または、解けかかって降る雪。
のことなので、
日常会話や文芸ではともかく、
気象情報として「みぞれ混じりの雨(雪)」という表現は誤り

国内式天気の15種類のうち、
残りの9種類は、
快晴、晴、薄曇、曇、煙霧、
砂じんあらし、高い地ふぶき、霧、雷。

地ふぶきは、積もった雪が風で吹き上げられる現象で、
目の高さに及ぶ地ふぶきである高い地ふぶき
が同時に起こるのがふぶき
この場合、優先順位の決まりにより、
天気としては「」になる。

気温がプラスなら雨が降り、
マイナスなら雪が降る、
と思っている人はいないだろうか。
実際は、気温だけでなく、
湿度も雨か雪かに大きく影響する。

冬型の気圧配置の場合、気温が
+2℃くらいまでは殆ど雪だし、
+4℃で雪が降ることも珍しくない
+7℃近くで雪だった経験もある。

同じ気温の場合でも、
湿度の低い方が雨より雪になりやすい
雪が解けかけながら降るときに、
空気が乾いている(湿度が低い)方が昇華(気化・蒸発)しやすく、
昇華の際に雪は昇華熱を奪われて冷えるため、
より解けにくくなるからである。

こういった複雑さが、
天気予報を難しくしている。

雪の強さも一応予報用語がある。
1時間当たりの降雪量が
およそ1cm/hに達しない雪弱い雪
およそ3cm/h以上の雪強い雪
である。

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