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2017年8月20日 (日)

積乱雲(その5)

観天望気による積乱雲の近づく兆しを書いてきたが、
スマホなどで気象庁の情報を利用するのも
確実で、簡単な兆し発見の方法だ。

その一つが、以前書いた気象レーダーである。
発達した積乱雲は強い雨を降らせる
レーダー画面では雨の強さがわかるので、
強い雨が点在していたり、
線状、帯状に分布していたら、そこには積乱雲がある。

積乱雲の発見法として気象レーダー のいいところは、
動画再生やナウキャストを見ることによって動きがわかり
自分の居る所に向かって来るかどうかがわかるところだ。
スマホの圏内ならば、どこにいても見られるのもありがたい。

気象レーダーで積乱雲を発見することができるが、
発生可能性のないときに時間の無駄をしないためにも、
日々の天気予報や概況解説に耳を傾けることが大切だ。
特に大気の状態が不安定という言葉が使われたら要注意である。

気象レーダー以外にも、
気象台発表の、注意報気象情報の利用も兆し発見になる。

積乱雲は雷や雹(ひょう)、竜巻などの気象現象を引き起こすが、
全ての積乱雲がこれらをもたらすわけではない。
積乱雲の危険性の大きさは、
気象台の発表する各種の情報を見ることである程度わかる

災害に結びつく気象現象(積乱雲の発生)が予想される場合、
順を追って各種情報が発表される。

まず、半日~1日程度前に
及び突風に関する○○県気象情報
といった気象情報が発表される。
本文中に「竜巻などの激しい突風 」の表現があるかをチェックしよう。
もし表現がなければ、
雷の恐れはあっても、竜巻の心配はあまりない。

次は「注意報」。
本文の付加事項に「竜巻」の表現があるかをチェックしよう。
これも表現がなければ、
雷の恐れはあっても、竜巻の心配はあまりない。

注意報等は、表題だけでなく、内容の確認が大事だ。

いよいよ「竜巻などの激しい突風が発生しやすい気象状況になった
場合には「竜巻注意情報」が発表される。
このときは、気象庁の「竜巻発生確度ナウキャスト
http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/
危険地域や危険度を確認しよう。

積乱雲がもたらす災害を避けるためには、
観天望気と、気象台発表の各種情報を合わせて状況を判断するようにしたい。
(参考)
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/toppuu/toppuuinfo-rikatsuyou.pdf

竜巻関連情報を時系列でまとめておく
雷及び突風に関する○○県気象情報
     =『竜巻などの激しい突風 』の表現の有無を確認
雷注意報」=『竜巻』の表現の有無を確認
竜巻注意情報」=いよいよ危険が迫っているので、
竜巻発生確度ナウキャスト」で危険地域と危険度を確認

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