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2017年8月16日 (水)

積乱雲(その1)

気象庁の雲の観測の分類である10種雲形の中で、
対流性の雲は積雲積乱雲の2つである。

積乱雲は積雲が更に発達した雲で、
縦(上)にグングン成長する。
夏の入道雲は発達初期の状態、
最盛期には対流圏界面に達し
かなとこ雲が横に広がってくる。

発達は非常に早く
孤立した典型的な積乱雲の一生は1時間程度だ。
孤立ではなく、組織化された積乱雲は自己増殖し、
結果、何時間も積乱雲が存在することになる。
実はこのパターンの方が多い。
つまり、積乱雲をひとつ見つければ、
近くに次々と子供の積乱雲が発生する可能性がある

雪の降る寒い時期は別にして、
積乱雲の下の方の輪郭が比較的はっきり見えるところは水滴で、
上の方の比較的ぼやけて見えるところは氷晶でできている。

雲の上部で降り出した雪が下の暖かいところで溶けて雨になるとき、
周りから熱を奪うため空気が冷えて重くなる
雲低下では、雨が蒸発するときに周りから熱を奪うため、
更に空気が冷えて重くなる
この冷気が雲の下に下降流として吹き出し、
地面にぶつかって周りに広がる流れとなる。
これを冷気外出流コールドアウトフロー)と呼ぶ。
この下降流が非常に強まったものがダウンバーストだ。

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