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2017年7月18日 (火)

気象レーダー(その5)

もうひとつ信じてはいけないレーダー画像を。
秋田市周辺に強い雨と思われる円形の降水域が映っているが、
実際には強い雨は降っていない。
これは何なのか。

Photo

円形の降水域はブライトバンドという。
中心にレーダサイトがある。
雪が解けて雨に変わる融解層で電波の反射が強くなるために
一見強い雨に見えるが実は強くない。

理屈は省略するが、
レーダーサイトの周りにしか現れないので、
見分けるには
レーダーサイトの位置を知っていることと、
見え方の特徴に慣れておくことが必要。
(レーダーサイトの位置は、気象庁のウェブサイト
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/radar/kaisetsu.html
で確認できる。)

                          ちょっとだけ難しい話をすると、
原則、層状性の雲でしかブライトバンドはできない
対流性の雲である積雲や積乱雲では、
対流が融解層を壊してしまうから。

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