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2017年7月31日 (月)

GPV気象予報(その2)

数値予報では地形も考慮されているが、
各格子点に海陸の別と、平均的標高が与えられている程度だ。
例えばGSMの最下層は約20km四方でただ一つに設定された標高で計算されるので、
それより細かい地形の影響はGPVに反映されない

当然、実際の気象現象とは差異が生じる

更に言えば、
GMSでは格子点間隔の約20kmより小さい現象は当然予想できない
積雲や積乱雲は直径数kmが普通なので、
局地的な強雨や雷、竜巻などは原理的に予報できない
ただし、パラメタリゼーションという手法で、
積乱雲からの、より広域に与えられる影響は考慮されている
実際に、ある程度の精度を持って予報できる現象は、
格子間隔の5倍程度以上のスケールをもつ
気象擾乱(気圧配置や気象現象など)に限られる。

格子間隔が約5kmのMSMではGMSより小さい現象まで予想でき、
基本的に、GSMより精度が高いと考えてよいが、
予測手法が違うため異なった癖があり、
どんなケースでも精度が高いとはいえない

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